商売の原点

「カッコイイ会社でなくていい。
ただ、魂がある会社でいたい」
 ヒラキでは「社員全員が“商売人”だ」と認識しています。そう話す訳は、商売人の基本はお客様であり、そのお客様に喜んでいただくことが「商売の原点」であるからです。だから、お客様が本当に欲しいと思われる商品を作り続けないといけない。そのために商品開発担当者は中国の内陸奥地まで、何週間も何ヶ月もかけて工場を探し歩き、現地の人間と幾度もの交渉を重ねています。また、毎日店舗に出向いてはお客様と言葉を交わし、話を聞き、お客様の要望を商品として実現できるよう努力しています。そしてお客様に気持ちよく買っていただくために配送スタッフは、一日でも早く商品をお客様の元へ商品をお届けできるよう、集中力を絶やすことなく作業に励んでいます。
  ひとつの商品を生み出すためには、たくさんの汗を流し、涙を流し、並大抵ではない苦労があります。それを超えた末に価値ある商品ができあがると思っています。“いい靴を作りたい”“お客様に喜んでいただける靴をお届けしたい”という、仕事意欲や責任感という「魂」がある会社―、それが「ヒラキ」だと思っています。泥くさくてもいい、古い商売でもいい。ただ、商売をする上で、一番大切であり、基本である「魂のある会社」であり続けたいと思っています。